選んで、書いて、届ける、和の心。   

選んで、書いて、届ける、和の心。    

 あなたの言葉で旅を形に残したいと考えたことはありませんか? 

今回は1663年創業の京都の老舗文具店、京都鳩居堂をご紹介いたします。鳩居堂はお香・書画製品・便箋などを主に販売しており、「日本の伝統文化を守り育てる」という信念のもと、京都で長年店を構えてきました。その鳩居堂で体験できる「レターバイキング」は、旅の思い出を“言葉”として残すことができる特別なひとときです。季節の絵柄や和紙の質感を選び、京ホテル喜招邸御所南で自分だけの一通を仕立てる――そんな静かな時間が、京都らしい余韻を運んでくれます。 

 

 

「選ぶ」-レターバイキング 

鳩居堂の本店の向かいに設けられた別館にある「レターバイキング」は、京都の風情を“書く”という行為を通して味わう、ささやかな体験です。棚に並ぶのは、四季折々の意匠を映した便箋や封筒。その中からお好きな組み合わせを選び、世界にひとつだけの、あなたオリジナルの手紙セットを作ることができます。レターバイキング用のBOX(385円)を購入し、10枚で385円の便箋を選びます。シンプルなものから可愛らしい柄物まで様々で、鳩居堂の名前の通り鳩をモチーフにした商品があるのも要チェックです。封筒は3枚220円で、こちらも様々なデザインの中からあなた好みの商品を選ぶことができます。選んだ便箋を木のトレーに入れていく時間はきっと素敵な思い出の一つになることと思います。 

便箋の他にも、鉛筆やポストカード、手拭いやお香なども購入することができます。 

 

「書く」-喜招邸で、言葉を紡ぐ 

京ホテル喜招邸御所南で過ごす時間には、落ち着いた“余白”があります。観光を終えて部屋に戻り、静かに過ごす数時間。その穏やかな時間こそ、思い出を整理し、自分と向き合うのに最も適した瞬間かもしれません。部屋に着いて、鳩居堂の便箋を手に取り、旅の出来事を書き留めてみる。誰かへの手紙でも、自分の記録でも構いません。紙に文字を書くという行為は、今や少し特別なものになりました。だからこそ、旅の間にあえて時間を取り、静かにペンを走らせることには価値があります。そしてそれは、この街が大切にしてきた“丁寧に暮らす”という文化とも響き合っています。 

鳩居堂での便箋選びの時間と、喜招邸での緩やかな時間が、“京都に滞在した時間”を文化的な意味のあるものへと変えてくれるはずです。 

 

「送る」-旅の終わりに、言葉を届ける 

旅の締めくくりには、自分の手で手紙を出してみませんか。鳩居堂で選び、喜招邸で書いた便箋を封筒に収め、ポストや郵便局へ向かうその短い道のりもまた、旅の一部です。喜招邸のすぐ近くには郵便局があるため、滞在中の散歩がてらにも、チェックアウト後に立ち寄るのにも最適です。宛先はご家族や友人、あるいは自分でも構いません。京都での思い出、感じた空気、ちょっとしたイラストなんかを書いてみるのもいいかもしれません。選んだ封筒の中に、あなたの“旅の余韻”がそのまま残ります。そしてご自身に手紙を送ることで、帰宅後ポストを開けて自分の筆跡を目にしたとき、きっと京都の静かな時間が蘇るはずです。 

旅を終えるその瞬間まで、自分の手で丁寧に過ごす。そんな京都らしい時間の使い方を、 

一通の手紙から始めてみてはいかがでしょうか。 

 

 

 

京都鳩居堂 

京都府京都市中京区寺町姉小路上ル下本能寺前町520 

075-231-0510 

営業時間:10:00~18:00 

定休日:無休 

nimo

京都生まれ京都在住の大学4回生
カフェや建築をよく巡っています☕︎